第2回「キラリと光る読書のまち野木コンクール」表彰式を開催!

 11月21日(土)午前10時から、野木町立図書館2階ホールにおいて、第2回「キラリと光る読書のまち野木コンクール」表彰式が開催され、来賓として招待されましたので臨席しました。
当日、次の各部門の方々が表彰されました。

 ① 読書感想文
  ・小学生  最優秀賞 1点  優秀賞 2点  佳作 5点
  ・中学生  最優秀賞 1点  優秀賞 2点  佳作 3点
 ② 読書感想画 (おはなしの絵、ゆめの絵)
  ・保育園、幼稚園  最優秀賞 1点  優秀賞 2点  佳作 5点
  ・小学生      最優秀賞 1点  優秀賞 2点  佳作 5点
 ③ 標語   
  ・小学生  最優秀賞 1点  優秀賞 1点  佳作 4点
 ④ 川柳
  ・一般   最優秀賞 1点  優秀賞 1点  佳作 2点  

 受賞式終了後に、表彰者を代表されて読書感想文最優秀賞を受賞された友沼小学校2年 石井里莉香(いしいりりか)様、野木第二中学校3年 佐藤 麗(さとう うらら)様2名による感想文の朗読が行われました。
さすがに最優秀賞に選ばれただけあって文脈がしっかりしていて、聴いていても納得性を感じるものでした。
評価者の見立ても尤もと肯けます。

 最後に、「家族読書講演会2015」として「パパと絵本を楽しもう!」という演題で掘込 泰三(ほりこみ たいぞう)講師よる講演が行われました。
主夫という立場でのご自身の子育ての体験をもとに、大切な「親子の時間」を絵本でもっと楽しく過ごそうという趣旨で、お話がありました。
子育てはすでに卒業している我われ世代ですが、孫と対峙するときに非常に参考になると思いました。

 その場で講師が読み聞かせとして取り上げられた本を参考としまして、以下に紹介しておきます。
 ◇ あめのひのトランペット(金の星社)
   ぼくキャンプにいったんだ(あかね書房)
   給食番長(好学社)
   Frog and Toad are Friends(Arnold Lobel 作)*翻訳本が発行されています。

 

表彰式会場

表彰式会場

講演会模様

講演会模様

  * 味気ない写真になりますが、個人情報保護の関係で
   人物映像のない画面を掲載しておりますので、ご理解
   のほどよろしくお願いいたします。

 

 

 

 
(追伸)
●最初から批判的な論調になり、ご尽力された関係者の方々には心苦しいのですが、表彰式に臨席された来場者は多く居られたのですが、講演会になりましたら講聴者は激減し、空席が大変多く見受けられました。
とりわけ講師が講話の趣旨として設定したテーマに該当する世代の参加者がほとんど居られなかったようです。
態々お忙しい中、時間を割いて来町していただいた講師に対し礼を失するものではないかと危惧したところです。
原因の所在が式次第の構成によるものなのか、或は開催周知の方法にあるのかは定かではありませんが、今後反省すべき大きな課題となったのではないでしょうか。

〇講演そのものは大変有意義で参考になる内容でした。
仕事を理由に子育てを妻に任せるのが当然と思っていた自分としては、今さらですが、自責の念を感じた次第です。
子どもに注げなかった分を孫にと考える今ですが、それはそれで問題なのかも知れません。
・・・・・今後の課題!

〇読書の町宣言、読書の町条例の制定と、町として積極的に取り組んできたことは町民が認めるところであると想います。
 読書を通じて文化的な香りのする町を実現するということは理解できますが、それをどのように町の将来に生かしていくのか、どうしても投資対効果という考え方が習慣として身に付いてしまっている自分としては、その行き着く先はなにか、何を最終的に目指しているのか、がはっきりしないと釈然としないところがあります。
文化とはそういうものだということであれば言を持たないのですが。
   
古今東西の歴史を見れば文化が隆盛しても亡んだ例は少なくありません。