タウンミーティングが開催されました!

 10月15日(土)午前10時から、町文化会館(エニスホール 小ホール)において町主催による第3回
野木町タウンミーティングが開催されました。
今回のテーマは、「野木町の魅力発信 ~ 定住促進に向けて ~ 」です。
傍聴してきましたので、会場で町民の皆さまから提起されました意見・質問等について報告します。

ご出席されていた人数はおおよそ50名前後であったかと想われます。
もう少し多くの方々に参加していただけるものと思っていましたので、やや寂しい感じを抱かざるをえませんで
した。

執行部一同

執行部一同

 

 

 

 

 


 8名の方から発言がありましたので、その要旨を以下に記載します。

1人目:
 〇 テーマソングである野木町賛歌(「ふれあいの町」)を小中学校の運動会等の行事において、積極的に
  放送するなり、一同で歌うなりすることを提案します。
 〇 防災無線設備を10カ所に設置したとの説明があったが、下校時の児童の安全安心を地域住民に促すな
  ど多目的用途としての活用を提案します。

2人目:
 〇 野木町に越してきて16年間が経過します。
  この間農業に従事してきましたが、感じていることは、町として食糧やエネルギーの自給率を高める方向
  で取り組まれたらどうかと思っています。
  特に食料自給率については、学校給食での活用を図るなど安全安心な地元産農産物の提供を活かすことに
  よって向上を図るべきと考えます。
  これにより、収入アップになり担い手不足の解消にもつながると考えます。

3人目:
 〇 定住自立圏については小山市においてパブリックコメントが実施されすでに締め切られているが、今日
  でた我々の意見は反映されるのか。
 〇 議会への説明はどのようになっているのか。
 〇 町民への説明や情報提供が不足していると考えるが今後、どのように取り扱うのか。
 〇 どまんなかサミットとの関連はどうか。
   *定住自立圏・・・小山市を中心として、隣接する下野市、野木町、結城市で構成される協定に基づ
            く地域構想。
    どまんなかサミット・・・渡良瀬遊水地に臨む古河市、加須市、栃木市、野木町で構成される施設
                の相互利用などを中心とした連携構想。

4人目:
 〇 人口でない自然環境があることは町の魅力であると考える。
  この点から、渡良瀬遊水地の四季の魅力を情報発信できたら有効ではないか。
  小山市や栃木市は上手に活用し、情報発信につなげている。
 〇 折角野渡橋は開通したものの、時間制限があるため栃木市側から野木町側へ入ることができなくなる。
  関係機関と調整し、あと30分だけでも時間延長するとより便利になるので検討されたい。

5人目:
 〇 給食において食物アレルギーがある児童について、他市においては代替食の活用が実施されているが、
  野木町はどのような状況にあるのか。
  もし実施されていないのであれば、早急に実施されたい。

6人目:
 〇 災害について自治会から意見を求められたので排水機場の機能が 重要と報告書に盛り込み報告した
  が、その後すぐに故障が発生した。
  排水ポンプに関しては、過去の業務の経験から知識があると認識しているので、もう少し詳しく報告
  すべきであったと後悔している。
   排水機場に関する再発防止策の検討の進捗状況はどのようになっているのか伺う。

7人目:
 〇 アパートに住む世帯数はいくつか。
 〇 アパートに関して、不動産協会と町の関係はどうなっているのか。
 〇 転入してくる人にとっていきなりの一戸建て購入は敷居がたかいので、転入届時にアパートに関す
  る個人相談を充実させる必要があると考える。
  現状はどのようになっているのか。

8人目:
 〇 過日の下野新聞において選挙記事が掲載されていたが、その記事には、町長、議長、選挙関係者の
  3名がバンザイしている写真が掲載されていた。
  二元代表制下において、牽制機能を果たすべき議会の代表者である議長が選挙で特定の町長を応援し
  ていることとなり、問題と考えるがどうか。
 〇 町に対し各種の意見を書類で提出しているが、放置された状況にある。
  そのような状況にあるのに、今日のようなタウンミーティングが開催されても、何の意味があるのか
  疑問に感じているが、どうか。


(追伸)
  昨年は9月大雨による水害という身近な問題が発生した直後の開催であったことが理由として関係し
 ているのか、今年より多くの参加者であったと記憶しています。
 国が強力に推進している地方創生戦略に基づく野木町総合戦略に関連したテーマが取り上げられました
 が、前年度と比べて参加者が減少したことは誠に残念です。
 人口減少による野木町の消滅という危機感が町民と共有されているのか、この結果から、甚だ疑問と言
 わざるをえません。
 この原因は町民にあるのではなく、町執行部と我われ議会にあると考えます。
 本日提起された意見等にもありましたが、説明や情報発信が不足していることに起因していると反省し
 ます。
 二元代表制の下で町民の負託を担う両輪としてその役割を果たす=説明責任を果たす=情報発信する=
 ことが重要であることを、再認識させられました。
 今後、さらに努力したいと思います。