平成29年第4回野木町議会臨時会が8月1日(火)の1日会期で開催されました。
掲載にあたりましては、審議内容の詳細を割愛させていただきます。
議案資料及び質疑の詳細につきましては、お手数ですが、議会事務局において閲覧していただけますようお
願いいたします。
当会の議事及び審議結果は、以下のとおりです。
議案第 1号 平成29年度野木町一般会計補正予算(第3号)について
〇 補正予算の内容
歳入:
補正前の額(千円) 補正額(千円) 計
款 18.繰越金 119,491 525 120,016
項 1. 繰越金 119,491 525 120,016
目 1. 繰越金 119,491 525 120,016
節 1. 繰越金 525
款 20.町債 711,500 11,700 723,200
項 1.町債 711,500 11,700 723,200
目 5.教育費 62,000 11,700 73,700
節 2.社会教育施設整備費 11,700
歳 入 合 計 7,890,016 12,225 7,902,241
歳出:
補正前の額(千円) 補正額(千円) 計
款 9.教育費 1,060,869 12,225 1,073,094
項 4.社会教育費 410,403 12,225 422,628
目 2.公民館費 92,234 12,225 104,459
節 15.工事請負費 12,225
歳 出 合 計 7,890,016 12,225 7,902,241
〇 補正予算の理由
① 3月定例議会で議決された平成29年度一般会計予算には、18款繰越金及び20款町債として今回補
正対象となった830,991千円が計上されていました。
② この830,991千円は、公民館望楼解体を実施することを前提に歳入として計画していたものです。
③ この計画額の算定に当たっては、今回の補正予算で増額することになった公民館望楼外壁石綿撤去費を
計上していませんでした。
④ 補正する必要になった経緯は、次の通りです。
今回の補正予算で増額することになった理由は、上記に記載したとおり公民館望楼外壁石綿撤去工事を
実施する必要が生じたため増額するものです。
何故補正前の予算の算定に当たって外壁の石綿撤去工事の費用を算入できなかったのかということにな
りますが、この点を質疑で質したところ以下の説明があり、私としては理解しました。
・過去に公共施設の石綿に関する調査を実施した経緯はあるが、この時の国の指針では、吹き付けによ
る石綿工事の状況について調べることになっていたため、今回の外壁塗料の成分として含まれる石綿成
分まで調査の対象としていなかった。
・また、補正前の予算額を算定する時点では、塗料に含まれる石綿に関する国の指針が示されていなか
ったため、石綿撤去工事として工事を取り扱うことは想定できなかった。
・その後、国の指針が示されたことにより、基準に基づき石綿撤去工事として工事を実施する責務が生
じた。 国の基準 0.1%/1㎡ 実績値 1.2%/1㎡
⑤ 執行部説明の対象面積286㎡について他の議員から試算と乖離があり疑問であるとの質疑があったた
め議事を一時止めて関係調書の精査を行うこととなりましたが、結果的には執行部説明の値が正確であり、
質疑者が正確な確認を行わずに自分の一方的な試算値で問題提起したことによることが明確になりました。
本人:賛成 議会:全員賛成で可決
議案第 2号 工事請負契約の締結について
(仮称)野木町総合サポートセンター耐震補強及び改修工事に関する工事請負契約を締結するために、
議会の議決を求めるものです。
工事名 (仮称)野木町総合サポートセンター耐震補強及び改修工事
契約の方法 一般競争入札
契約金額 76,118,400円
契約の相手方 株式会社 保坂建築事務所
本人:賛成 議会:賛成多数で可決
議案第 3号 損害賠償の額の決定及び和解について
平成29年1月27日、野木町大字中谷地内における交通事故について、損害賠償額を決定し和解
することにつき、議会の議決を求めるものです。
損害賠償額 985,756円 10分の1
和解の内容 (1)町は、損害賠償の相手方に前項の損害賠償額を支払い、損害賠償の相手方は、
町に10,700円を支払う。
(2)各当事者は、互いにこのほかの請求権を放棄し、前号に定める以外の請求はし
ない。
本人:賛成 議会:全員賛成で可決