町初のさくら祭りに参加して来ました。

 4月4日(土)に初めて野木町春まつりとしてさくら祭りが総合運動公園にて開催されましたので、議員諸氏と参加して来ました。 模擬店の方々の準備も進められる中で、10時から開会セレモニーが行われ、初のさくら祭りがスタートしました。

 朝方降っていた小雨も開会時には止み、本当の意味での花曇りでのさくら祭りを迎えました。

 美味しそうな焼きそばやフランクフルト、パンなどを売っている店を一通り覗いたのち、午後にはお日様も顔を見せるとの天気予報でしたので、この後多くの町民の皆さまにお出でいただけることを祈念しつつ早めですが、都合があったため11時に会場をあとにしました。関係者の皆さまには開催に至るまでご尽力を賜りましたことに対し心より感謝を申し上げます。

 先輩諸氏のご尽力もあって夏のひまわりフェスティバルは恒例事業として近隣でも知られるイベントとなっています。さくら祭りも春の恒例事業として定着し、四季を通じて町外者の方々に来町していただけるイベントの一つとなることを願っています。

Blossom

 3月定例議会の質疑でも発言しましたが、国では東京オリンピックに焦点をあてインバウンド(訪日旅行者)ツーリズムや国内旅行の振興による地域活性化策の推進に取り組んでいます。わが町においても観光の振興を町の活性化に繋げることは煉瓦窯の修復に約5億円を投資した経緯から考えても真剣に取り組むべき課題であります。

 

  
   さて、この春まつり事業については、開催に至るまでの経過において議会との間でギクシャクした経緯がありました。町執行部には改めて猛省を求める次第です。

 というのは、事業の実施に当たっては当然に予算執行が伴います。年度の当初予算に計上されている事業はその必要はありませんが、計上されていない新たな事業の実施に当たっては着手前に議会に説明するか、事業によっては議決が必要になります。

 ところが春まつり事業については、議会に対する対応を経ずに執行部の判断で事前打合せを実施するなど、既成事実化した後で議会の指摘を受けて事後説明するという、本来議会との関係であってはいけない議会軽視の対応が行われました。 これまでも同様なケースがあり、その都度町長等の謝罪発言がありましたが、一向に改善されません。

 なぜなのでしょうか。

 想像するに原因は二通り考えられます。

  一つ目は、最悪のケースですが、二元代表制の下での町長と議会の位置づけについての認識の誤りに原因がある場合です。町長に執行権はありますが、この執行権を牽制するために議会に議決権が付与されている訳であり、この議会の議決を経ずに執行権を行使することはできないというのが今の制度での基本的な考え方です。したがって、執行権が首長にあるから執行の責任者である町長はなんでもできるのだという誤った認識です。まさか執行部がこのような考え方に立って議会に対峙しているとは思いたくありませんが。

 二つ目は、組織運営上の問題というか、業務を遂行する上での責任の所在が明確になっていないことに原因がある場合です。事業を行うにあたって議会対応が必要になる事項なのかどうかを誰が責任を持って判断しているのかということです。本来は特定の部長なり課長なりにその職責を担わしていると考えるのが普通ですが、どうもそのようになっているとは思われません。町長が、副町長が、総合政策部長が、総務課長がというように誰かが判断してくれるだろうという組織体制になっているとしか思われません。この状態が続く限り同じ事象は再発するでしょう。町長の謝罪より業務運営の見直しと組織的措置を求めます。 過日の議会全員協議会でも提言しましたが、モグラ叩き的な対処ではない再発防止策を検討する取り組みやPDCAサイクル的な発想に基づく業務遂行を導入することを、今一度指摘しておきたい。

*お詫び
 皆さまから画像を入れ込んだほうが見やすいとのご意見を頂戴していますが、この度の活動報告も文章のみになりましたことをお詫び申し上げます。デジカメで画像を撮影したのですが、操作未熟により入れ込みができません。原因は撮影画像の大きさにあるようですので、その辺の技術的なノウハウを習得したいと思います。今しばらくお時間をお貸しいただければ幸いです。