平成29年度 野木町敬老会が開催されました!

 平成29年度野木町敬老会が本日(9月29日金曜日)、エニスホールにて開催されましたので、来賓とし
て出席してきました。
中学校学区別に分かれて午前と午後の2回開催されることになっており、野木2中学区に該当する午前の部に
出席したものです。

 式典は、開式の辞、町長の式辞、野木町議会議長の来賓祝辞、来賓紹介、閉式の辞と進められ、式典終了後
に歌謡ショーでした。
  年々対象者のご高齢者は増える傾向にありますが、残念ながら昨年より出席されたお年寄りは減少傾向にある
ように感じられました。

  * 対象者は町内75歳以上の方 約3,000人
    来場者は250人程度

  せっかくの機会ですので、野木町の高齢化の現状とこれからの予測について説明します。

平成29年6月30日現在(住民基本台帳調べ)で全町民25,713人に占める65歳以上の町民の数は7,
342人、率にして28.5%、又70歳以上の町民は4,707人、率にして18.3%です。これが、
10年後の平成37年(野木町高齢者福祉計画及び介護保険事業計画第6期の推計値)には、全町民おおよそ
24,700人に占める65歳以上の町民の数は8,332人、率にして33.8%、同様に70歳以上の町
民はおおよそ6,488人、率にして26.3%になると予想されています。おおよそ3人に1人が65歳以
上の高齢者になります。
 また、平均寿命についてみると、平成22年市区町村別生命表の概況によると男性79.4歳、女性86.
2歳となっており、男女とも栃木県の平均寿命(男性79.1歳、女性85.7歳)を上回っていますが、残
念ながら全国平均(男性79.6歳、女性86.4歳)には及ばない状況です。
又「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義される健康寿命は、平成22年時
点で男性78.7歳、女性83.8歳であり、男女とも県の平均値である男性77.9歳、女性82.9歳を
上回っており、県内で男性は第3位、女性第2位と上位に位置しています。

 健康で長生きすることは我われ個人にとってのみならず、国の財政上においても医療費や介護費用の増加を
えるという意味から大変重要なことであり、国では「健康日本21(第2次)」、 県では「とちぎ健康21
プラン(第2期計画)」、わが町では「野木町健康増進計画(改訂版)」に基づいて取り組んでいます。

健康で生き生きとした後半生を送れるよう敬老会を機に、改めて今一度、日常生活を振り返ってみたいもの
です。