平成31年第2回野木町議会定例会(3月定例議会)が開催されました!

  平成31年第2回野木町議会定例会(3月定例議会と表現することもあります。)が、5日(火)~18
日(月)の会期で開催されました。
今定例議会の主要な審議事項は平成31年度一般会計予算及び特別会計予算についてです。
閉会後、大分時間が経ってからの報告になりますが、お許しをたまわりご照覧いただければ幸甚です。
 また、掲載にあたりましては、審議内容の詳細を割愛させていただきます。
この理由としましては後日、「議会議事録」が作成されること及び「議会だより」が発行さることになります
が、これを待って初めて正式・公式な記録となりますので、それ以前に執行部の回答を記載することは、町民
の皆さまに非公式で不正確な情報をお伝えすることになること又議員自身にとって都合の良い情報になりかね
ないことから、議員の立場からは不適切な対応と考えますので、差し控えさせていただきます。
 なお、議案資料の詳細につきましては、お手数ですが、議会事務局において閲覧していただけますようお願
いいたします。
 当会の議事及び審議結果は、以下のとおりです。

議案第 1号:公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例について
       *公益財団法人野木町施設振興事業団の解散に伴い、本条例の一部を改正するものです。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第 2号:野木町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について
       *人事院規則の一部改正に準じ、本条例の一部を改正するものです。
       *働き方改革の一環として、時間外労働について、1ケ月45時間上限、また1年360時間
        上限、一部の職種は720時間とする規則の一部改正です。。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決
       
議案第 3号:職員の自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例について
       *学校教育法の一部改正に伴い、引用法令の条項にずれが生じたため、本条例の一部を改正す
        るものです。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 4号:野木町特別職の職員で非常勤のもの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につ
       いて
       *野木町文化会館運営審議会の設置に伴い、非常勤特別職を追加するため、本条例の一部を改
        正するものです。
       *文化会館運営審議会委員 日額 8,500円
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 5号:野木町介護保険給付費準備基金条例の一部を改正する条例について
       *介護保険法の改正に伴い、介護保険給付費準備基金の処分の見直しをするため、本条例の一
        部を改正するものです。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第 6号:野木町学童保育室条例の一部を改正する条例について
       *学童保育を必要とする家庭の増加に伴い、新たに学童保育室を増設するため、本条例の一部
        を改正するものです。
       *南赤塚学童保育室3を開設し、現在316名収容を431名収容可能とするものであり、現
        在収容人数は404名です。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第 7号:野木町在宅ねたきり老人及び認知症である老人介護手当支給条例の一部を改正する条例につい
       て
       *介護保険サービスの充実により、自宅で生活する要介護者への介護者の負担が軽減されてお
        り、手当の支給額を見直すため、本条例の一部を改正するものです。
       *従来月額3,000円であったものを、年額24,000円とするものですが、これは、平
        成12年に介護保険法の改正により介護保険サービスの向上が図られたものの、町としては
        見直しを行わずにきたため、この度見直しを行うものです。
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決

議案第 8号:野木町特疾患患者介護手当支給条例の一部を改正する条例について
       *難病の患者に対する医療等に関する法律により、新たな医療助成制度に移行されたことを踏
        まえ、条例の名称を変更し、かつ、手当の支給額を見直すため、本条例の一部を改正するも
        のです。
       *「特定疾患患者」を「難病患者等」に、月額3,000円を年額24,000円に改めます。
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決

議案第 9号:野木町介護保険条例の一部を改正する条例について
       *介護保険法の改正に伴い、低所得者の保険料が軽減されるため、本条例の一部を改正するも
        のです。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 10号:野木町水道事業布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例の一部を改正する
        条例について
       *学校教育法の改正に伴う水道法施行令、水道法施行規則及び技術士法施行規則の改正のため、
        本条例の一部を改正するものです。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 11号:平成30年度野木町一般会計補正予算(第7号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ37,699千円を減額し、歳入歳出予算の総額
        を歳入歳出それぞれ7,862,036千円とする。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 12号:平成30年度野木町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ215,796千円を追加し、歳入歳出予算の総額
        を歳入歳出それぞれ3,073,379千円とする。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 13号:平成30年度野木町介護保険特別会計補正予算(第3号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ77,361千円を追加し、歳入歳出予算の総額
        を歳入歳出それぞれ2,037,106千円とする。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 14号:平成30年度後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,848千円を追加し、歳入歳出予算の総額
        を歳入歳出それぞれ294,998千円とする。
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決

議案第 15号:平成30年度野木町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ50千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入
        歳出それぞれ60,640千円とする。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 16号:平成30年度野木町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ14,665千円を減額し、歳入歳出予算の総
        額を歳入歳出それぞれ763,007千円とする。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 17号:平成30年度野木町営墓地事業特別会計補正予算(第2号)について
       *歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3,444千円を追加し、歳入歳出予算の総額
        を歳入歳出それぞれ46,841千円とする。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 18号:平成30年度野木町水道事業会計補正予算(第2号)について
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 19号:平成31年度一般会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、8,320,000千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、500,000千円と定めます。
       *地方債の発行額は、1、208,300千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は賛成多数で可決
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決

議案第 20号:平成31年度野木町国民健康保険特別会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、2,754,994千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、90,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 21号:平成31年度野木町介護保険特別会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、1,978,961千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、30,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 22号:平成31年度野木町後期高齢者医療特別会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、307,002千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、20,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 23号:平成31年度野木町農業集落排水事業特別会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、66,451千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、10,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 24号:平成31年度野木町公共下水道事業特別会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、783,075千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、10,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 25号:平成31年度野木町営墓地事業特別会計予算について
       *歳入歳出予算の総額は、52,726千円と定めます。
       *一時借入金の最高額は、10,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 26号:平成31年度野木町水道事業会計予算について
       *収益的収入 404,158千円と定める。
        収益的支出 364,204千円と定める。
       *資本的収入 229,541千円と定める。
        資本的支出 442,027千円と定める。
       *一時借入金の最高額は、50,000千円と定めます。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 27号:町有財産の取得について
       *道路及び農村公園の用地取得のため、議決を行うものです。
       *県営佐川南地区土地改良(区画整理)事業地内の創設換地部分です。
        取得財産 土地 7,043.50㎡
        取得価格    22,947,767円
           *契約の相手方  小山用水土地改良区 理事長 福田 洋一
        *総務経済常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 28号:町道路線の一部廃止について
       *町道を一部廃止するため、議決を行うものです。
       *野木南赤塚1号線を廃止するものです。
       *総務経済常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 29号:町道路線の認定について
       *町道に認定するため、議決を行うものです。
       *野木100号線及び区画街路133号線を認定するものです。
       *総務経済常任委員会に付託され、委員長報告は全員賛成で可決
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 30号:野木町議会議員政治倫理条例の全部改正について
       *議会運営委員会で検討・策定し、議会全員協議会で審議を行い、委員長から提出されたも
        のです。
       *改正のポイント
        ・審査会の委員について、従来は、町長が委嘱した委員で構成されていたものを、二元代
         表制下の議会・議員の役割として首長を監視する立場にあることを勘案し、牽制機能が
         十分に働く仕組みを担保する意味から、委員を議長が選任する仕組みに見直す。
        ・従来の審査会の委員は、町長が選任した議員以外の委員で構成するものであるが、選挙
         で選ばれた議員に係る疑惑(疑念)については、議会の自浄機能の発揮を前提とすべき
         であり、その意味で委員は議員とし、必要に応じ専門家の意見を求める機会を設ける仕
         組みとする。
        ・審査の請求について、町民100名の連署に加え、外部からの請求(指摘)に対応する
         だけではなく、議会・議員としての姿勢を示すことも必要であることから、議員2名以
         上の者の連署をもって審査の請求をすることを認める。
        ・証する書面の添付については、確証がある事案に議論は不要であり、疑惑(疑念)に対
         し、どのように対処すべきかを審議する場が条例で設ける審査会の位置付けであること
         から、確たる証拠を証する書面の添付は不要な手続きとする。
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決

       参考:賛成討論
          「野木町議会議員政治倫理条例の改正」について、賛成の立場から意見を申し上げま
          す。
           今般の条例改正の主なポイントについて、次のように考えます。
           審査会の委員について、従来は、町長が委嘱した委員で構成していますが、二元代
          表制下の議会・議員の役割として、首長を監視する立場にあることを勘案するならば、
          牽制機能が十分に働く仕組みを担保する意味から、委員を議長が選任する仕組みに見
          直すことは妥当と認めます。
           また、審査会の委員について、議員のうちから議長が指名する5人の委員によって
          構成しますが、選挙で選ばれた議員に係る疑惑(疑念)については、議会の自浄機能
          の発揮を前提とすべきであり、その意味で委員は議員とし、必要に応じ専門家の意見
          を求める機会を設けることで専門的見解は担保できると考えます。
           審査の請求について、町民100名以上の連署に加え、今般、議員2人以上の者の
          連署をもって審査の請求をすることを認めるものでありますが、倫理条例は、外部か
          らの請求(指摘)に対応するだけではなく、議会・議員としての姿勢を示すことも必
          要であると理解しますので、適切な見直しであると認めます。
           併せて、証する書面の添付を求める意見もありますが、確証がある事案に議論は不
          要であり、疑惑(疑念)に対し、どのように対処すべきかを審議する場が条例で設け
          る審査会の位置づけと考えますので、確たる証拠を証する書面の添付を求める必要性
          はないと考えますので、この点については、不要の手続きで妥当と考えます。
           以上、賛成討論とします。

議案第 31号:野木町議会議員政治倫理条例施行規則の制定について
       *条例の全面改正に伴い、施行規則を制定するものです。
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決

議案第 32号:野木町議会会議規則の一部を改正する規則について
       *「標準」町村議会会議規則の改正に伴い、改正規則との整合性を図るため、本規則の一部
        を改正するものです。
       *第2条に次の1項を加えます。
        「2 議員が、本人又はその配偶者の出産のため出席できないときは、日数を定めて、あ
        らかじめ議長に欠席届を提出することができる。」
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 33号:野木町議会傍聴規則の一部を改正する規則について
       *「標準」町村議会会議規則の改正に伴い、改正規則との整合性を図るため、本規則の一部
        を改正するものです。
       *第2条中「受付簿」を「受付表」に改めます。
        第6条第1項第1号中「、つえ}を削ります。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

     陳情:陳情第4号「国に対し『消費税増税中止を求める意見書』の提出を求める陳情書
       *総務経済常任委員会に付託され、委員長報告は賛成多数で可決
       本人:賛成  議会:賛成多数により可決  


 次に、長くなりますが、一般質問を行いましたので、原文のまま質問内容を掲載します。
一般質問:
◆総括質問(演台上で行う質問です。)
 議長のお許しをいただきましたので、これより、総括質問を行います。
 まず、この3月を持ちまして退職される皆様には、奉職されてから長い間、町民サービスの向上のために
ご尽力をいただきましたことに対し、心より感謝を申し上げますとともに、 今後とも健康で充実した生活
を送られますことをご祈念申し上げます。

 それでは、先の通告書により通知しました「平成31年度野木町政施政方針」について、質問を行います。
 ここでまず、施政方針に関する質問に入らせていただく前に、配布された資料を読ませていただいたとき
に抱いた感想について、率直に述べさせていただきたいとおもいます。
 平成31年度は、平成27年度から続く「野木町総合戦略」の最終年度を迎えることになるかと思います。
しかしながら、施政方針を読んだ限りにおいては、第8次総合計画前期計画には触れられていますが、国及
び県が最も力を入れて取り組むこととしている地方創生戦略の、野木町版である「野木町総合戦略」を踏ま
えた方針や具体的な方策については触れられておらず、そのため、取り組むこととしている施策の重要度や
優先度が、理解できません。
 さらに平成時代の終わりを迎えるに当たり、その先の時代における町の更なる飛躍について心がけを述べ
られていますが、それに向けた具体的な取り組みは明示されておらず単なる心意気では、町民への訴えとし
ては、説得性に欠けているのではないか、と感じます。
 また、国の次年度予算では歳入増とみなして組み立てているものの、小さな地方自治体である我が野木町
では、義務的経費等の増や工業団地造成等に係る大きな予算額の確保を図るために、従来の予算をスリム化
て見直しを全分野にわたり行うなどの必要があったということですが、何故ここまでしないと平成31年度
の予算編成が出来なかったのか、また財政運営上の課題はどこにあるのかが、残念ながら理解できません。
 さらにそのようなトーンを受けながら、後段においてファンタスティックな「花と煉瓦の町」に成長して
いきたいとの期待を述べられていますが、この施策展開については、町の財政状況の見通しとの整合性を考
慮したものなのか、疑問に感じます。  
また、町民の意見を聴収、反映するなど政策形成に向けた手順を踏むことなくまた政策合意に向けた議会と
のすり合わせを行うこともなく一方的に、自己の嗜好的な思いと想われるような町の将来像を提示すること
は、いかがなものかと感じています。

 それでは、具体的な質問に入らせていただきます。
 まず初めに、「町政運営の基本方針」に関して伺います。
平成31年度の県の予算編成案について知事は、平成27年度から続く県版の地方創生戦略である「とちぎ
創生15(いちご)戦略」の最終年度を迎えるとして、「戦略の総仕上げを図る」と発表しています。
ところで我が町においても現在、国の進める地方創生戦略に沿った「野木町総合戦略」を策定し、計画した
施策に取り組んでいることは先ほど触れたところですが、町長の施政方針においては、野木町総合戦略につ
いて全く触れられていません。
 ついては、今年の施政方針と野木町総合戦略との関連について、次のとおり伺います。
(1)「第8次野木町総合計画前期計画」と「野木町総合戦略」について
  ① 野木町総合戦略との関連はどうか。
  ② 人口ビジョンの進展状況はどうか。
  ③ 前記①②に照らして平成31年度施策に反映すべきことはなかったのか。

 次に、「基本方針」において提示されている個別の事項についてお尋ねします。
 町民本位の行政を、町民との協働により進めていくことが大切であり、そのためには、より正確な広報伝
達に努めることと、職員一人ひとりが野木町の代表者としての自覚を強く持つこと及び外部自治体に対応で
きるようにしていくことであると述べられています。
このような思いを抱かれるに至った背景には、職員の現状について、何か感じるところがあってのことと推
察します。
 ついては、次について伺います。
(2)「職員一人ひとりが野木町の代表者としての自覚を持って」」について
   ① 職員の現状をどのように踏まえたうえでの考えか。
 次に、「平成31年度の重点施策」に関して伺います。
 重点施策の「①安全安心のまちづくり」において、「野木町緑の基本計画策定委員会の審議により、街路
樹の再整備の具体案が年度内に先行して提案された場合には、試行例として一部実施しますのでご了承くだ
さい。」と、唐突的な表現が見られます。
前提条件となる基本的な情報が提供されていない中で、このような提示がなされたことに違和感を覚えます
が、そのように思うのは、私だけでしょうか。

 ついては、次について伺います。
(1)「街路樹の再整備が提案された場合には、試行的に一部実施します」について
  ① 緑の基本計画の策定工程と進捗状況はどうか。
 また、「②少子高齢化対策」において、「子育て世代包括支援センター」を設置します。」と提示されて
います。
この前文に、4月1日に野木町サポートセンターがグランドオープンを迎えることになるとの記述がありま
すが、両組織の関連や位置付けが不明です。
 ついては、次について伺います。
(2)子育て世代包括支援センターを新たに設置」について
  ① 役割と機能は何か。
  ② 野木町サポートセンターとの違いは何か。

 最後になりますが、「③町の活性化策」について3点を伺います。
 1点目ですが、「花と煉瓦の町としての煉瓦窯周辺の整備等については長期的な展望をもって町全体で進
めている緑の基本計画の進捗度にも合わせて進め、町民の積極的な参加も想定した、よりファンタスティッ
クな花と煉瓦の町に成長できればと思います。」と提示されています。
 ついては、次について伺います。
3)「ファンタスティックな花と煉瓦の町」について
  ① 緑の基本計画との具体的な関連は何か。
 次に2点目になりますが、「さらに農業の後継者と不耕作地の問題は、町の将来を左右する事でもありま
すので、その対策として経営規模の拡大と新規就農者の育成等に力を注いでまいります。」と提示されてい
ます。
 ついては、次について伺います。
(4)「規模拡大と新規就農者」について ① 今までの取り組みとは何が違うのか。
 最後の3点目になりますが、「移住定住の促進策として空き家バンクを創設します。」と提示されていま
す。
 ついては、次について伺います。
(5)「空き家バンクを創設」について
   ① これまでの取り組み状況はどうか。

以上、総括質問と致します。

 

 ◆個別質問(質問席にて行う質問です。)
  これから、答弁いただいた内容に関しまして、個別質問を行います。
「町政運営の基本方針」に関連してお尋ねします。
 この基本方針において、今年度の町政を運営するに当たっての前提として、平成最後の国の施政方針につい
て触れられています。
この中で、「消費税引き上げによる影響を緩和し、消費を促すためプレミアム付き商品券補助事業も計画され
ております」と、国の事業を取り上げています。
この消費税引き上げによる影響を緩和するための国の事業としては、プレミアム商品券補助事業の他にも、町
として取り組むべき事業があると考えます。
例えば、中小小売店でのクレジットカードやスマートフォンのQRコードなどを使って決済するキャッシュレ
ス決済にポイントを還元するなどです。
 この事業は消費税引き上げに対応するだけではなく、将来の東京五輪・パラリンピックを控えて拡大する訪
日旅行客の利便性を高めるためにも、町として、キャッシュレス決済に対応した環境を整えることは、地元経
済にとって重要なことと考えます。
 ついては、
  ① キャッシュレス決済の環境整備について、町としてどのように対応する方針であるのか、伺います。

 次に、同じ基本方針において、「次の時代はさらに大きく前進できるように、グローバルな基点に立って柔
軟な対応を心がけることにより、大きく成長する伸びしろを増大していきたいと思っております。」と述べら
れています。
このグローバルな基点に立って考えたとき、国の政策として推進されることとなった外国人労働者の受け入れ
に対する体制整備は、わが町にとっても必要ではないかと考えます。
これに関連したアンケート記事が先日、下野新聞で取り上げられていたのを目にしました。その記事によれば、
外国人処遇に懸念があると9市町が回答しているとのことですが、そのような中で確保できると回答している
町が3町あり、その一つに野木町も入っています。
懸念の理由として、日光市は「労働環境の整備が現時点で不十分。短期就労者への健康保険証交付など、多く
の課題を解決する必要がある」と回答、また下野市は「文化、宗教、社会保障等の日常生活も考慮する必要が
ある。
十分な条件確保の対策期間が短い」と回答しているとのことであり、また事業者間の対応の差や、外国語への
不安の声もあったとのことです。
 このようなことを踏まえて、
  ② 外国人労働者の適正処遇の確保ができるとのことですが、わが町はどういう状況にあるのか、伺いま
   す。
 
その他の個々の事業については、予算審議において質疑したいと思います。
 以上で、私の一般質問を終わります。 ありがとうございました。