郡山市・川俣町を表敬訪問!

 久しぶりの投稿になります。
暑い日が続きますが、皆様にはお変わりありませんか。
7月が長梅雨で涼しい日が続いたこともあり、梅雨明けの暑さが身体に堪えるようです。
暑さ対策に十分に注意してお過ごしください。

 さて、8月1日に、福島県郡山市と川俣町を表敬訪問してきました。
郡山市を表敬訪問することになった契機は、真瀬町長と品川 萬里(まさと)郡山市長様との出会いにあり
ます。
過日、総務省主催で開催された全国市町村長会議の席上で、品川市長様が真瀬町長に声を掛けられたとのこ
とです。
後で町長から聞いた話では、「野木町の町長様ですね。議会議長は黒川さんが就任されていますよね。」と、
わざわざご挨拶をいただいたようです。

町長は急な話に驚いたとのこですが、背景を聞かれてまた驚かれたとのことです。
実は、品川市長様とは、私が在職していた会社で秘書室長の任にあったときに、代表取締役副社長として
在席されており、1年ちょっと対応をさせていただいたことがあります。
品川市長様は、会社に来られる前は、郵政省に在職され、郵政審議官(事務次官相当)をもって退任された
のち、副社長に就任された経歴があります。
私が秘書室長を離れた後も、なにかとご縁をいただいた経緯があります。

 品川市長様が郡山市で取り組まれている各種の施策について話を聞いた町長は一度、訪問のうえ意見交換
したいとの意向を持たれたとのことであり、お誘いを受け同行したものです。
 また、川俣町とは防災協定を締結している関係にあり、新任の佐藤 金正町長様が就任されたこともあり、
町長も初めて訪問したものです。

〇 郡山市
 ◇ 概要
 ・一般会計 1,396億9,000万円(平成31年当初)
 ・人口332,109人(令和元年7月現在)
 ・757.20㎢
 ◇ 主要な施策
  ● 郡山市子ども条例の制定
    「オールこうりやま」で子どもを第一に考えるまちづくり
    子どもが遊ぶ環境の整備や、子育てに関する情報を配信
  ● セーフコミュニティ郡山
    セーフコミュニティ国際認証取得(平成30年2月2日)*東北で2番目、福島県で初
    セーフコミュニティとはデータからけがや事故の原因を究明し、地域が一体となり、安全・安心な
    まちづくりに取り組む地域
  ● こうりやま広域連携中枢都市圏(こうりやま広域圏)
   地域を活性化し、経済を持続可能なものとするため、郡山市及び関係14市町村で連携中枢都市圏の
   本格的な形成に向けた取り組みを推進
   (広域インバウンド推進事業、移住・定住促進事業、自治体クラウド)
    構成:4市7町4村(中心地:郡山市)
    人口:約59万人(福島県の約31%)
    面積:約2,968㎢(福島県の約21%)
   * 小山市を中心市とする広域定住自立圏(野木町、下野市、結城市)との違いは、構成市町村が一
     つの協定を締結している。
  ● AI・ICTの活用
   ・住民からの問い合わせを、AI(人工知能)が自動応答
     平成30年7月から転入・転出届や戸籍謄本、住民票など市民課に関する問い合わせについて、ス
    マートホンなどを使ってAIが自動応答するサービスを開始。
   ・保育施設への入所事務にAI(人工知能)を活用
    保育施設への入所事務にAI・RPAなどを活用したシステムを導入予定(令和元年11月~)
    入所を希望する各家庭の状況などをシステムに取り込み、作業の効率化や時間短縮、待機児童の解
    消を図る。
    令和元年6月議会提出の一般会計補正予算案に関連事業費1,511万円を計上
    (AI導入前の実証実験では、富士通福島支社とNTTデータ東北と協定を締結)
  ● SDGs(エス・デ・ジーズ)未来都市の認定
    持続可能な開発目標(SDGs)は、経済・社会・環境の三側面における持続可能な開発を統合的取
    組として推進するものものであり、国が認定した自治体である。

郡山市 表面階段にて

郡山市 表面階段にて

 









〇 川俣町
 ◇ 概要
 ・一般会計 101億3,700万円(平成31年当初)
 ・人口 13,071人(令和元年7月現在)
 ・757.20㎢

 ◇ 主要な施策
  ● 原子力災害からの復興(農業)
   花卉き栽培では、近畿大学(H29包括連携協定締結)の協力のもと、「川俣町ポリエステル培地活
   用推進組合」によるアンスリウムの実証栽培がおこなわれている。ポリエステル培地による栽培方法
   は、農業従事者への負担が少なく、また、土を使用しないことから風評被害も払拭できるため、川俣
   町復興事業として期待され、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックのビクトリーフラ
   ワーや選手村等での採用を目指している。
  ● 茨城県境町と友好交流都市協定を締結
   川俣町と境町は、アルゼンチン共和国との交流に長年の歴史があり、中日アルゼンチン大使をはじめ
   とするアルゼンチン共和国の要人の来訪、アルゼンチン共和国への町民の派遣など、共通の取り組み
   を行っていることから、平成31年2月28日に友好交流都市協定を締結。
   2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、アルゼンチンナショナルチームの事前キャ
   ンプや、開村前の期間において、境町における練習施設等の供給について協力する。

町長室にて

町長室にて