令和元年度町民と議会の意見交換会を開催!

 先日(10月30日(水))、「野木町議会基本条例」に基づく議会主催の「令和元年度意見交換会」が開
催されました。
「野木町議会基本条例」は平成27年4月1日に施行され、当初は、議会報告会として開催してきましたが、
昨年度から意見交換会に見直しし、「町民の意見を広く集め、政策提案に反映させるために、積極的に町民と
議会との交流の場を設けること」を目的とし、併せて議会の広報・広聴機能を充実しようとするため、開催し
たものです。
そのため、町議会議員個々の活動とは違い、野木町議会という団体として意見交換を行わせていただくもので
あり、それぞれの質問に対する回答については、議員個々の意見や見解を述べることは出来ないことを前提と
しています。
 当日は、お忙しい中野木町商工会の会員の方々20名に参加していただきました。
ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
 午後1時30分に開会し、議長あいさつ、商工会長あいさつ、自己紹介、第1部 議会からの報告(1:議
会の概要について 2:定例会の議案審議結果について)、第2部 意見交換(テーマ1:議会に期待するこ
と テーマ2:商工会として知ってもらいたいこと)及び閉会の次第で進められました。

 「第2部 意見交換」で出された主な意見等を、以下に記載します。
〇 駐輪場の管理について
 ・整備、有料化したらどうか。
 ・シルバー人材をもっと活用すべきだ。
 ・自転車の防犯登録や傷害保険の加入等について条例化を図ったらどうか。
〇 街区の整備について
 ・駅周辺の裏道に電灯を追加設置するよう要望する。
 ・駅前に交番を移設するように要望する。
 ・駅ローターリーで車の通行方向が分かりずらいので白線での明示を要望する。
 ・友沼橋の架け換え等を要望する。
〇 プレミアム商品券について
 ・効果が出るよう期待しているが、周知が浸透していないように感じられる。
  野木町の状況はどうか。
〇 イノシシ対策について
 ・野木小学校の通学路に近いところにイノシシが出没しているとのことなので、早急に対策を執るように要
  望する。
〇 商工会の活動に関連して
 ・商工会長の年間の活動状況を知ってもらいたいが、商工会63回、行政74回の活動状況となっているの
  で、行政の回数を減らすよう検討してもらいたいと思う。
  そうしないと個人事業主であるため、ボランティアでもあり、今後会長等の成り手が見つけにくくなり、
  商工会活動そのものが後退する懸念がある。
 ・参考に県内の商工会の補助金を一覧にしたものを配布するが、会員数22位、市町補助金24位 会員一
  人当たり補助金19位となっている。*商工会数 35カ所 商工会議所 9カ所 
                    野木町補助金 695万円
  県商工会からの補助は、職員の人件費で消費してしまう状況であり、活動費に充てるため職員1名を削減
  する方向で検討せざるを得ない。
  どの町でも地元商工業の振興に一生懸命であり商工会の取り組みに力を入れていることを考え合わせると、
  わが町でも行政の更なる支援があっても良いのではないか。

◇ 今回の意見交換会で提起された意見については後日、議会として整理し、行政に関わる要望事項等につい
 ては、町民の声として執行部へ情報提供し、行政施策を検討する際に参考とするよう求めていきます。

* 町民の皆様に対する今回の意見交換会の状況報告については、12月定例会終了後に発行する「議会だよ
 り」に掲載するとともに、議会ホームページにて閲覧できるようになる予定です。