令和4年第5回野木町議会定例会(9月定例会)が開催されました!

 令和4年第5回野木町議会定例会(9月定例議会と表現することもあります。)が、9月7日(水)~
20日(火)の会期で開催されました。
今定例議会の主要な審議事項は、令和3年度一般会計歳入歳出決算及び特別会計歳入歳出決算についてで
す。
一般会計決算及び特別会計決算については、いずれも予算決算常任委員会に付託・審議後に、本会議にて討
論、採決となっています。
閉会後、大分時間が経ってからの報告になりますが、お許しをたまわりご照覧いただければ幸甚です。
 また、掲載にあたりましては、審議内容の詳細を割愛させていただきます。
議案資料の詳細及び審議内容の詳細につきましては、お手数ですが、議会事務局において閲覧していただけま
すようお願いいたします。
 なお、補正予算の取り扱いについては、議会運営委員会において常任委員会付託とするか、本会議で審議す
るかを決めることとしており、今定例会に付議された補正予算については、すべて常任委員会に付託すること
なく本会議で審議することとなりました。
 当会の議事及び審議結果は、以下のとおりです。
議案第 1号:野木町議会議員及び野木町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する
       条例について
       *公職選挙法施行令の一部改正により、選挙公営に係る限度額の一部が引き上げられたことに伴
        い、本条例の一部を改正するものです。
             *(選挙運動用自動車の使用の公費負担額及び支払手続きに関する)第4条第2号ア中「15,
        800円」を「16,100円」に改め、同号イ中「7,560円」を「7,700円」に改
        めます。
        また、(選挙運動用ビラの作成の公費負担額及び支払手続に関する)第8条中「7円51銭」
        を「7円73銭」に改めます。
        および、(選挙運動用ポスターの作成の公費負担額及び支払手続に関する)第11条中「52
        5円6銭」を「541円31銭」に、「310,500円」を316,250円に改めます。
       *この条例は、公布の日から施行します。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決
       
議案第 2号:野木町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例について
       *人事院規則の改正に準じ、育児参加のための特別休暇の対象期間を拡大するため、本条例の一
        部を改正するものです。
       *別表第1中「後8週間」を「以降1年」に改めます。
       *この条例は、令和4年10月1日から施行します。                 

       本人:先生  議会:全員賛成により可決

議案第 3号:野木町職員の育児休養等に関する条例の一部を改正する条例について
       *人事院規則の改正に準じ、非常勤職員の育児休業の取得要件の緩和等を行うため、本条例の一
        部を改正するほか、所要の改正をするものです。
       (1)非常勤職員が子の出生後8週間以内に育児休業を取得しようとする場合の任期要件を、子
         の出生から8週間と6月を経過する日までに緩和する。(改正前:1歳6か月到達日)
       (2)非常勤職員が子の1歳以降の育児休業を延長する場合であって、1歳6か月到達日(又は
         2歳到達日)までの延長とする要件に該当する場合、配偶者が1歳到達日(延長を2歳到達
         日でとした場合は、1歳6か月到達日)の翌日から育児休業を取得する場合にあっては、当
         該配偶者の育児休業期間の終了予定日の篤実以前の日から育児休業を取得できるよう要件を
         柔軟化する。(改正前:1歳到達日(1歳6か月到達日)の翌日を育児休業の機関の初日)
       (3)地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、育児休業を取得できる回数が現行の
         原則1回から原則2回までに改正されるため、不要な規定が削除等、所要の改正を行います。
       *この条例は、令和4年10月1日から施行します。
       本人:賛成  議会:全員賛成により可決

議案第 4号:野木町税条例の一部を改正する条例について
       *地方税法等の一部改正に伴い、改正法律との整合性を図るため、本条例の一部を改正するもの
        です。
       *改正の主な点については、次の通りです。
         (1)条例第18条の4(納税証明書の交付手数料)
         (2)条例第33条④⑥(所得割の家財標準)
         (3)条例第36条の2➀②(町民税の申告)
         (4)条例第36条の3の2➀(個人の町民税に係る給与所得者の扶養親族等申告書)
         (5)条例73条の2(固定資産課税台帳の閲覧の手数料)
         (6)条例第73条3(固定資産課税台帳に記載されている事項の証明書の交付手数料)
         (7)条例74条の3(現所有者の申告)
         (8)附則第7条の3の2➀(個人の町民税の住宅借入金等特別税額控除)
       *この条例は、条項により令和5年1月1日又は令和6年1月1日から施行します。
       本人:賛成   議会:全員賛成で可決

議案第 5号:令和3年度野木町一般会計歳入歳出決算の認定について
       *歳入総額 9,075,310,749円、歳出総額 8,542,270,506円です。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:賛成多数で可決
                     
議案第 6号:令和3年度野木町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
       *歳入総額 2,744,244,555円 歳出総額 2,686,802,104円です。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第 7号:令和3年度野木町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
       *歳入総額 2,275,242,442円 歳出総額 2,183,667,447円です。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第 8号:令和3年度野木町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
       *歳入総額 332,183,992円 歳出総額 329,336,196円です。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第 9号:平成30年度野木町営墓地事業特別会計歳入歳出決算の認定について
       *歳入総額 44,500,960円 歳出総額14、027,755 円です。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決
    
議案第10号:令和3年度野木町水道事業会計歳入歳出決算の認定について
       *収益的収入及び支出については、収入399,532千円、支出365,406千円
        また、資本的収入及び支出については、収入47,392千円、支出170,012
        千円でした。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決
     
議案第11号:令和3年度野木町公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について
       *収益的収入及び支出については、収入719,373千円、支出610,165千円
        また、資本的収入及び支出については、収入407,738千円、支出640,48
        3千円でした。
       *予算決算常任委員会に付託され、委員会採決は認定でした。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決
       

議案第12号:令和4年度野木町一般会計補正予算(第3号)について
       *歳入歳出予算の総額にそれぞれ140,994千円を追加し、歳入歳出の総額をそれ
        ぞれ8,488,482千円とします。
       *役場庁舎トイレ改修工事に係る工事請負費16,170千円、並びに子育て世帯等臨
        時特別新事業国庫支出返還金25,024千円、新型コロナワクチン接種事業国庫支
        出返還金47,601千円、道路新設改良事業町道用地買収費24,188千円など
        です。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第13号:令和3年度野木町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について
       *歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,782千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ
        2,740,572千円とします。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第14号:令和3年度野木町介護保険特別会計補正予算(第2号)について
       *歳入歳出予算の総額にそれぞれ35,167千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞ
        れ2,179,655千円とします。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第15号:令和3年度野木町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
       *歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,950千円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ
        363,882千円とします。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第16号:町有財産の取得について
       *消防団用消防ポンプ自動車1台を取得するものです。
        取得価格 20,554,070円
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

議案第17号:教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて
       *指名:菊池 良夫 昭和31年1月18日生
       *再任
       本人:賛成  議会:全員賛成で同意

議案第18号:教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
       *委員の任期満了に伴い、委員を任命するため、議会の同意を求めるものです。
       *小俣 多美枝(再任)  昭和35年5月10日生
       本人:賛成  議会:全員賛成で同意

議案第19号:人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
       *任期満了に伴い、新たに委員を推薦するため、議会の意見を求めるものです。
       *海老沼 敏亨(新任)  昭和47年月6日生
       本人:賛成  議会:全員賛成で承認
      
議案第20号:人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
       *任期満了に伴い、委員を推薦するため、議会の意見を求めるものです。
       *稲田 光子(再任)  昭和29年10月17日生
       本人:賛成  議会:全員賛成で承認

追加議案第1号:令和4年度野木町一般会計補正予算(第4号)について
       **歳入歳出予算の総額にそれぞれ179,194千円を追加し、歳入歳出の総額をそれ
        ぞれ8,667,676千円とします。
       *新型コロナウイルスワクチン接種関連経費60,906千円、並びに電気・ガス・食料
        品高騰緊急支援給付金118,288千円です。
       本人:賛成  議会:全員賛成で可決

報告第1号:令和3年度健全化判断比率及び資金不足比率の報告について
       *1.健全化判断比率
          ・実質赤字比率           —   (14.50%)
          ・連結実質赤字比率         —   (19.50%)
          ・実質公債費比率         7.0% (25.00%)
          ・将来負担比率          8.9% (350.00%)
        2.資金不足比率
          ・農業集落排水事業特別会計     —   (20.00%)
          ・公共下水道事業特別会計      —   (20.00%)
          ・野木東工業団地周辺開発事業特別会計—   (20.00%)
          ・水道事業会計           —   (20.00%)
          
           注1:「—」は、赤字又は資金不足を生じていないため当該数値については、該当し
              ない。
           注2:( )内は、当町の平成30年度決算に係る早期健全化基準又は経営健全化基
              準を表す。
        3.監査委員の所見
         (1)審査の概要
            この審査は、町長から提出された健全化判断比率及び資金不足比率並びに、その算
           定の基礎となる事項を記載したが法令に適合し、かつ正確であることを主眼として審
           査を実施した。
         (2)審査の意見
           ① 総合意見
            審査に付された健全化判断比率及び資金不足比率並びに、その算定の基礎となる事
           項を記載した関係書類は、いずれも関係法令等に準拠して作成されており、適正かつ
           正確であることが認められた。
           ② 個別意見
                                                ア.実質赤字比率について
             令和3年度の実質赤字比率は、実質赤字額を生じていないため該当なしとなっ
             ている。
            イ.連結実質赤字比率について
             令和3年度の連結実質赤字比率は、連結実質赤字額を生じていないため該当な
             しとなっている。
            ウ.実質公債費比率について
             令和3年度の実質公債費比率は7.0%となっており、これは早期健全化基準
             の25.0%を下回っている。
            エ.将来負担比率について
             令和3年度の将来負担比率は8.9%となっており、昨年度より減少している。
             早期健全化基準の枠内であるが、地方債は世代間を超えた公平負担を目的とし
             て起こされる一面を有することから、計画的な事業計画と適切な費用負担を見
             通した記載計画を立て、将来に過大な負担を残さない安定した財政運営を行う
             よう特に留意されたい。
             
         (3)是正改善を要する事項
            指摘すべき事項は、特にない。

報告第2号:専決処分事項(専決第3号)の報告について
      *地方自治法第180条第1項の規定及び議会の委任による長の専決処分事項の指定について
       に基づき、専決処分をしたため、議会に報告するものです。
      *野木町大字丸林地内における物損事故(車両事故)について、町の義務に属する損害賠償の額
       を決定し和解するものです。
      *損害賠償の額の決定及び和解について
       1.損害賠償額     9,000円
       2.和解の内容
        (1)町は、損害賠償の相手方に前項の損害賠償額を支払う。
        (2)各当事者は、互いにこのほかの請求権を放棄し、前号に定める以外の請求をしない。
             
( 追記 )
 今定例会において一般質問を行いましたので、総括質問と個別質問を掲載します。
 なお、6月定例会については、一般質問を行うべく通告書を提出していたところでしたが、急な事情で議会
 自体を欠席することとなったため、取り下げたものです。

 ◇ 一般質問
 (総括質問)
 先の通告書により通知しました「野木町男女共同参画の推進について」及び「環境委員制度について」の質
問を行います。
 まず初めに、質問事項1「野木町男女共同参画の推進について」質問します。
 男女共同参画の推進については、国において平成11年6月に「男女共同参画基本法」が制定され、これに
基づき栃木県では、平成13年3月に「とちぎ男女共同参画プラン」を策定し、以降、5年ごとに改定を行っ
てきています。この間、平成14年2月には「栃木県男女共同参画推進条例」を制定し、現在は「とちぎ男女
共同参画プラン(5期計画)」に基づき取り組まれています。
 一方、我が野木町においては、平成23年3月に「野木町男女共同参画プラン」を策定し、平成24年3月
には「男女共同参画都市宣言」を行い、平成26年3月に「野木町男女共同参画推進条例」を制定し、この条
例を理念とした「第2次野木町男女共同参画プラン」を平成28年3月に策定し、その後、令和3年3月に「
第3次野木町男女共同参画プラン」として改定し、現在に至っています。
 ところで、当町では、「第8次野木町総合計画(キラリのぎプラン)後期基本計画の施策分野項目の「施策
1 協働の町づくり」及び「施策2 男女共同参画の推進」の「まちづくり指標」として現況値と目標値が示
されています。
 この「まちづくり指標」に関連してお尋ねします。指標名として「審議会等の女性委員の割合」という項目
が設定されています。具体的には、現況値 27.1%(令和元年度)、目標値30.0%(令和7年度)と
なっています。
 このことに関して、次について伺います。
(1)審議会等とあるが、具体的にはなにか。また総数はいくつか。
(2)審議会等の全員数及びその内の女性委員数の状況はどうか。
 ところで、このことに関連しては過日、佐野市の取組みとして「女性人材バンク設立」という記事が新聞に
掲載されているのを目にしました。記事の記述をそのまま読みますと「審議会などの委員に占める女性の割合
を2024年度(令和6年度)までに、現在のおよそ4人に1人から3人に1人程度に高めることを目指す。
委員に特定の組織の役職が指定される「当て職」のケースも少なくないことから、事務局は既存の枠を広げ女
性委員を増やすことも各課に検討してもらえれば、としている。審議会など民間の委員が参画する会議は、現
在市に50あり、女性委員の割合はここ数年20%台で推移。21年度は27.3%だった。市男女共同参画
プランで24年度までに32.5%とする目標を掲げ、人材バンク登録者の募集を始めた。」ということです。
 このことについては、当町では「野木町人材バンク設置要綱(平成25年2月告示)」及び「野木町女性会
議設置要綱(平成26年7月告示)」を制定していることを鑑みるに、すでに取組みに着手していると理解し
ます。
 ついては、このことに関して、次について伺います。
(3)野木町人材バンクにおける女性人材の登録状況はどうか。
(4)野木町女性会議の具体的な委員の構成と具体的な活動状況はどうか。
 次に第3次野木町男女共同参画プランの施策の方向2に施策③として位置づけられている「企業等における
女性の登用の促進」に関連して、企業等とありますが、率先垂範という言葉もありますので、野木町役場にお
ける取組みについて伺います。
(5)野木町役場における女性登用の状況はどうか。
(6)女性登用の考え方と目標値はどうか。

 次に、質問事項2「環境委員制度について」質問します。
環境委員の位置付けについては、野木町環境委員会設置規則第3条において「本会は野木町環境委員をもって
組織する」及び「委員は各区ごとにおおよそ200世帯を単位とし1人の割合で、区長の推薦により町長が委
嘱する」と定め、また第6条において「本会は前条の目的を達成するため次の事業をおこなう」と定めた上で、
「(1)環境衛生事業」として「ア~カ」までの6項目が規定されています。
 しかし、この規則を観た限りでは、環境委員会としての事業は理解できますが、個々の環境委員として果た
すべき責務と仕事が分からないという声を聞きます。
 ついては、次について伺います。
(1)環境委員が果たすべき責務と仕事はなにか。またそのことを環境委員へどのように指導しているのか。
 また、「おおむね200世帯を単位とし1人の割合」と位置付けていますが、この点に関し、次について伺
います。
(2)この単位と割合の根拠はなにか。
(3)担当する資源物集積所の箇所数との関係はどうなっているのか。

 なお、時間の制約もありますので、ここ具体的には、個別質問において行います。
以上、総括指紋と致します。

 (個別質問)
 これから、答弁いただいた内容に関しまして、個別質問を行います。
 まず、質問事項1の「審議会等の委員」に関連してお尋ねします。
 先ほど、、総括質問で触れましたが、佐野市では「委員に特定の組織の役職が指定される「当て職」のケー
スも少なくない」という認識に立っているようですが、野木町での委員選考はどのような考え方に基づいて対
処しているのでしょうか。現状、検討・見直す必要があると考えますか。
 次に、「女性登用」に関連してお尋ねします。
 先ほどの町長答弁において、町役場における女性登用については、30.0%という目標値を設定し、その
状況は29.5%という回答をいただきました。
 女性を登用するといっても本人自身の意向等に配慮する必要があるのは当然なことだと思います。それを容
易ににするためには、採用後の計画的な任用計画と意欲向上に資する研修等の機会を与えることが求められる
と考えます。現状、モチベーションを上げるためにどのような対応を行っているのか、伺います。
 一つの事例を上げますと、これも新聞に掲載されていたものですが、「防災部署 女性ゼロ6割 全市区町
村」で「本県8割、20市町」ということで、「全国の1741市区町村のうち、61.9%に当たる107
8市町村で防災・危機管理部局に配属されている女性職員がゼロだった。本県は25市町のうち8割(20市
町)に上がった。」と。また「女性職員が10%以上いる自治体は、ゼロの自治体に比べて、生理用ナプキン
や粉ミルク、紙おむつなど女性、乳幼児が必要な物品を常備している割合が高い傾向にあった。」という調査
結果であったとのことです。防災分野においても女性という視点が必要・有効であるということだと思います。

 次に、質問事項2「環境委員の仕事」に関してお尋ねします。
 新任環境委員研修会を開催し、その時に説明しているとのことですが、意欲をもって環境委員の仕事に取り
組んでいただくためには、新たに環境委員を選出するに際しても、また環境委員の仕事を遂行する上でも、環
境委員に期待する責務と具体的な仕事に対応した手順を示すマニュアルを用意してあれば、安心して取り組ん
でいただけると思いますが、どうでしょうか。
 また、意見ですので回答は不要ですが、新任時だけではなく環境委員活動に慣れてきた時点で環境委員会の
研修を実施してもらえれば、環境委員として日頃の活動を通じて感じた点等を意見として提供できる機会とな
るので、その方向で検討してほしいとの声を、執行部に伝えてもらいたいと環境委員から言付かっています。
 次に、先ほどの総括回答によれば、資源物集積所の箇所は110か所、環境委員は39名ということですが、
資源物集積所でのごみ分別の状況を踏まえると集積所ごとに環境委員を配置する方がよいとの意見問あります
が、どうですか。
 次に、資源物については、家庭ごみ収集計画表等を参考に各家庭で分別し処分することが原則となっていま
すが、必ずしも適切な処分が行われていない状況にあります。これを少しでも改善する工夫として、コンテナ
の表示を単なる「ビン・缶」から「飲料用ビン・飲料用缶」へ変更することを提案します。どうですか。
*飲料以外のビン・缶は不燃物として分類処分することになっていることを前提にしたものです。

 本日の諮問では、「男女共同参画」と「環境委員」について取り上げました。
 前段のテーマについては、今後の野木町の少子高齢化の進展を考えると、町の発展につなげるためには、政
策や地域づくりにおいて女性の視点に立った提言を活かしていくことがますます重要と考えます。
 また後段のテーマについても、世界的なSDGsの社会的動向を勘案するとごみ処理への対応は重要な問題と考
えます。
 また、時間の制約もあってここで取り上げた点以外について触れることはできませんでしたが、新型コロナ
ウイルス感染症により生活環境が急激に変化し、新しい生活スタイル等を定着していかなければならない変化
期にあります。
 当然ですが、町政の遂行にあたっては、仕事の仕方、組織・人事の仕組み、組織文化・風土そのものの変革
も必要となるでしょう。職員の皆さまには、野木町の変革と飛躍に向け、鋭意取り組まれることを期待し、私
の一般質問を終了します。

  以 上