11月4日(金)に令和4年第6回野木町議会臨時会が開催されました。
閉会後、大分時間が経ってからの報告になりますが、お許しをたまわりご照覧いただければ幸甚です。
また、掲載にあたりましては、審議内容の詳細を割愛させていただきます。
この理由としましては後日、「議会議事録」が作成されること及び「議会だより」が発行さることになりま
すが、これを待って初めて正式・公式な記録となりますので、それ以前に執行部の回答を記載することは、
町民の皆さまに非公式で不正確な情報をお伝えすることになること又議員自身にとって都合の良い情報にな
りかねないことから、議員の立場からは不適切な対応と考えますので、差し控えさせていただきます。
当会の議事及び審議結果は、以下のとおりです。
議案第1号:令和4年度野木町一般会計補正予算(第5号)について
*歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ43,546千円を追加し、歳入歳出予算の総額
を歳入歳出それぞれ8,711,222千円とするため、予算の見直しを行う提案です。
*今回の補正は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(コロナ禍における原
油価格・物価高騰対応分)として、町内企業を支援するための中小企業キャッシュレス推
進事業、光熱費高騰対策として土地改良区及び医療機関への光熱費補助事業、コロナ感染
対策に係る災害物品の購入及び南赤塚学童保育室網戸設置工事等について予算を計上する
ものです。
*歳入:43,546千円
国庫支出金 43,546千円 新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
歳出:43,546千円
1.災害物品購入事業 3,768千円
避難所における新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のための非接触式体温計
及び避難所用間仕切りの購入経費
費用内訳:非接触式体温計 10台 688千円
避難所用間仕切り 100張 3,080千円
2.医療機関運営費補助事業 7,100千円
原油価格高騰により町内の医療機関の運営に必要な光熱費等が急騰していること
から、各医療機関の増額実績に応じて上限の範囲内で助成を行う。
R2.10月分~R3.9月分、R3.10月分~R4.9月分
交付上限額:
① 医療機関(有床)上限額 1,000千円×2事業所=2,000千円
② 医療機関(無床)上限額 300千円×9事業所=2,700千円
③ 歯科診療所 上限額 300千円×8事業所=2,400千円
*質疑として、大勢の高齢者が掛かりかつ保険適用となっている接骨院は対象に
ならないのか。また国費が適用できないとしても町費を充当するなど措置すべき
と考えるがどうか、と検討を求めました。
3.土地改良区電気料補助事業 3,000千円
原油価格高騰により町内の土地改良区の運営に必要な光熱費が急騰していること
から、町内3土地改良区に対し高騰分の一部を補助する。
補助対象:野木土地改良区、小山用水土地改良区、思川西部土地改良区
4.中小企業キャッシュレス推進事業 23,540千円
町内消費を喚起するとともに、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている町
内中小企業の経営支援及びキャッシュレス決済の普及のため、キャッシュレス決済
を利用した場合30%のポイントを付与する「キャッシュレス推進事業」に係る実
行委員会への補助。
5.網戸設置事業(南赤塚学童保育室3) 198千円
新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う喚起対策としての南赤塚学童保育室3
への網戸設置に要する工事費
6.GIGAスクール推進事業 5,940千円
オンライン授業の円滑な運用を行うためのタブレット用ヘッドセット及びケース
の購入経費
費用内訳:タブレット用ヘッドセット 1,800個 2,970千円
タブレット用ケース 1,800個 2,970千円
本人:賛成 議会:全員賛成により可決
議案第2 号:損害賠償の額の決定及び和解について
令和4年8月5日、野木町友沼地内における物損事故について、町の義務に属する損害賠償
の額を次のとおり決定し和解することにつき、地方自治法第96条第1項第12号及び第13
号の規定により、議決を求めるものです。
*12号:訴訟について規定
13号:額の決定について規定
なお、今回の事件については、金額が50万円を超えるため、議会の議決が必要となりま
す。
*草刈り機による草刈り中の飛び石により車にキズを付けた事象です。
本人:賛成 議会:全員賛成により可決