川俣町議会運営委員会様との意見交換!

 

 

 7月29日(水)、福島県川俣町議会運営委員会の皆さま(黒澤議長様、石河議会運営委員長様 外5名)が視察研修のため当議会を訪問されました。
視察の目的は、川俣町議会として議会基本条例の策定を意図されており、本年4月から「野木町議会基本条例」を施行している当町議会の取組経過等について意見交換し、今後の策定に向けての参考情報とするため訪れたものです。

 わが議会としては、舘野議長、長澤副議長、眞瀬議会運営委員長、鈴木総務経済常任委員長、私(文教民生常任委員長)で対応させていただきました。
策定時の特別委員会委員長でもあった舘野議長から策定に至る経過を説明し、同じく専門部会リーダーとして策定業務に係わった私から野木町議会基本条例の内容について資料により具体的に説明しました。
 説明に当たっては、議員間で特に議論になった条項や今後の検討課題となっている事項にも触れ、策定時の参考としていただけるよう配意しました。
例えば、・議長・副議長選挙における立候補制・所信表明の導入(継続課題)、・自由討議の扱い(継続課題)、・議会報告会(導入済み)、・傍聴者への資料貸出(導入済み)、・各議員の賛否状況を公表(導入済み)、・法第96条第2項の取り扱い(導入済み)・反問権(導入済み/継続課題)など

  意見交換の中で出された主な質問等は、・議会基本条例を策定・制定した理由、・議会基本条例を順守した議員活動の状況、・策定の体制、・議会報告会の実施方法、・政務活動費の状況などです。

 話の中で次のような話題になりました。
この11月に選挙が行われることになっているが、住民の直接請求により議員定数削減を求められた結果16名から12名に定数削減を行った。
しかし、削減することが本当に町にとって良いのかという思いは今でも感じている。議員の立場としては複雑な気持ちである。

川俣町議会運営委員会の皆さま 熱心な意見交換 お疲れ様でした! - 素晴らしい「川俣町議会基本条例」が策定されますよう祈念しています!

役場入口にて記念撮影

 

 

 

 


 参考情報:福島県川俣町とは?
  ・川俣町役場は、福島県伊達郡川俣町字五百田30番地に所在
  ・昭和30年3月1日 1町7か村が合併し川俣町となる。
  ・面積 127.66k㎡  内 山林 82.00k㎡ (64.23%)
  ・人口 14,571人(平成25年10月1日現在) ここ数年一年の間に300~400人減少
  ・世帯数 5,094世帯(平成25年10月1日現在) 
  ・産業構成 第一次産業 9.8% 第二次産業 42.1% 第三次産業 48.0% 
        分類不能の産業 0.1%
  ・農家の状況 農家数1,204戸  人口 2,815人(販売農家のみ) 専業 131戸
         兼業536戸
  ・行政組織機構  7町1室 1出張所 2内室19係  124人(条例定数180人)
           教育委員会 2課5係
           町議会兼監査委員  事務局1 庶務係2 
  ・一般会計予算  70~80億円 *平成24年度16,320百万円は震災対策費で増加
  ・税収(平成24年度)町民税462,499千円 固定資産税451,030千円 
             軽自動車税33,863千円 町たばこ税85,299千円 
             総額 1,032,691千円
  ・地方交付税(平成24年度) 2,864,487千円
  ・議員定数 12名(現在16名):平成27年11月改選時から
  ・野木町との関係  平成25年8月3日に「大規模災害時における相互応援に関する協定」を締結