野木町煉瓦窯グランドオープン記念式典に出席!

  昨日(平成28年5月10日(火))午前10時から、野木町煉瓦窯特設会場(敷地内に設営)において、
国指定重要文化財「野木町煉瓦窯」のグランドオープンが挙行されました。
記念式典には文化庁、国土交通省、国会議員、県議会議員、各町議会議長、小山市長初め近隣の市長・町長、
及び地元団体等関係者ら約200人が出席し、グランドオープンを祝いました。
同日午後2時から15日(日)午後5時まで無料で一般公開が行われています。
 赤れんが製造用の同煉瓦窯は1890年(明治23年)に完成され、1971年(昭和46年)まで生産
を続けました。
 同煉瓦窯は、日本に現存するホフマン式輪窯の内、最古かつ唯一の完全な形のもであり、ドイツ人ホフマ
ンが安政5年(1858年)に特許を取得した赤煉瓦焼成用の窯です。

煉瓦窯外観

煉瓦窯外観

 

 

 

 

 


 また、同日、隣接する町交流センター「野木町ホフマン館」も開館しました。併せて、渡良瀬遊水地へと
つながる「野渡橋」も約7年3カ月ぶりに車両の通行が解禁となりました。
 ホフマン館は自然や歴史などを学習、体験できる施設であり、遊水地の魚などを見られるミニ水族館や煉
瓦窯の模型などを常設で展示しているほか、研修室や調理室も備えており、地域住民の交流の場としても活
用されます。
 野渡橋は町と遊水地を唯一結ぶ交通路の橋であり、開通工事を経て安全面が強化されたほか、遊水地への
アクセスが向上しました。
ご尽力を頂きました国土交通省、同関東整備局、同利根川上流河川事務所並びに所轄警察署、栃木市及び関
係者の皆さまの賜によるものと感謝を申し上げます。

ホフマン館入口

ホフマン館入口

 

野渡橋(野木町入口)

野渡橋(野木町入口)

 

 

 

 

 

 
今後の課題:
 町の観光拠点エリアとして今後の誘客が期待されるところであり、煉瓦窯の修復やホフマン館の建設に掛っ
た多大な費用及び、今後の両施設の運営管理に掛かる費用に見合う効果をいかに生み出していくか、行政の手
腕が大きく問われることになります。
執行責任は一義的に町長初め行政サイドにあるとは言え、町民に対する説明責任を果たすという意味では我わ
れ議会も知恵だしを求められることになります。
 全町が一丸となって町の活性化につながるよう協力していきましょう!

是非一度、来町し、見学・体験してください!