令和元年度 敬老会に臨席!

 令和元年度 野木町敬老会が本日(9月28日金曜日)、エニスホールにて開催されましたので、来賓とし
て出席してきました。  
中学校学区別に分かれて午前と午後の2回開催されることとなっており、議長として午前、午後とも出席し、
議会を代表してお祝いの挨拶を行いました。

 式典は、開式の辞、町長の式辞、野木町議会議長の来賓祝辞、来賓紹介、閉式の辞と進められ、式典終了後
に演芸がありました。
出演者は、「即興なぞかけ」で皆様もテレビ等でご存知のねづっち氏と、カンカラ三線を手に、社会風刺演歌
を歌う岡 大介氏の両氏です。
  年々対象者のご高齢者は増える傾向にありますが、残念ながら昨年より出席されたお年寄りは減少傾向にあ
るように感じられました。

 せっかくの機会ですので、野木町の高齢化の現状とこれからの予測について説明します。
 平成31年3月31日現在(住民基本台帳調べ)で全町民25,612人に占める65歳以上の町民の数は
7,822人、率にして30.5%、又70歳以上の町民は5,286人、率にして20.6%です。
75歳以上の町民は3,312人、率にして12.9%です。
 また、平均寿命についてみると、平成22年市区町村別生命表の概況によると男性79.4歳、女性86.
2歳となっており、男女とも栃木県の平均寿命(男性79.1歳、女性85.7歳)を上回っていますが、残
念ながら全国平均(男性79.6歳、女性86.4歳)には及ばない状況です。
又「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義される健康寿命は、平成22年時
点で男性78.7歳、女性83.8歳であり、男女とも県の平均値である男性77.9歳、女性82.9歳を
上回っており、県内で男性は第3位、女性第2位と上位に位置しています。

 健康で長生きすることは我われ個人にとってのみならず、国の財政上においても医療費や介護費用の増加を
えるという意味から大変重要なことであり、国では「健康日本21(第2次)」、 県では「とちぎ健康21
プラン(第2期計画)」、わが町では「野木町健康増進計画(改訂版)」に基づいて取り組んでいます。

健康で生き生きとした後半生を送れるよう敬老会を機に、改めて今一度、日常生活を振り返ってみたいもの
です。

ねづっち氏


岡 大介氏