令和4年3月5日(土)、快晴の中、渡良瀬遊水地ヨシ焼きが2年ぶりに実施されました。
昨年はコロナ禍による非常事態宣言の発令に伴い中止となりましたが、今年は、まん延防止等重点措置が21
日まで順延される中、予定どおりに実施されることとなったものです。
ヨシ焼きを実施する目的と効果は、次のとおりです。
• 発芽した若いヤナギなどを焼くことにより、大きな樹林になることを防ぎます。
• 絶滅危惧種であるトネハナヤスリなどの貴重な植物の発芽を促進する等の効果があります。
• 野火(ヨシ原の火事)を防ぎ、地域の防災にも役立ちます。
• 冬場に枯れヨシの中で越冬し、周辺地域の農作物に被害を及ぼす病害虫を駆除します。
• ヨシズ等の材料となる良質なヨシを育てます。
午前9時半頃に白鳥さくら堤の土手に着いたのですが、8時30分から開始とあって、すでに見物人や写真撮
影を目的としたカメラマンが大勢集まっていました。
ヨシ焼きに合わせ、運よくコウノトリが上空を飛び交う姿を観ることができました。