野木神社神楽奉納祭を鑑賞!

 野木町大字野木に鎮座する野木神社の神楽奉納祭に臨席してきました。当社は延歴年間(千二百年前)に坂上田村麿が北国平定し凱旋途中当社に鎮撫の功を奏しその報賽として現在の地に社殿を造り遷座したという謂れのある由緒ある神社です。当社には、坂上田村麿のお手植といわれる大公孫樹や谷文晁作といわれる黒馬繋馬絵馬が所在します。

  歴史に関心がある方は是非一度、足を運んでみてください。

 

大公孫樹

大公孫樹


  奉納祭の祭日は四月第二日曜日と決められており今年は、本日12日に開催されたものです。
 神楽殿では五行の舞、釣の舞、天狐・白狐の舞が奉納されました。

 

五行の舞 舞子

五行の舞 舞子

舞子勢揃い

舞子勢揃い

釣の舞

釣の舞

天孤・白孤の舞

天孤・白孤の舞

  
  五行の舞の舞子は4年生、5年生の女の子が務める習わしとお聞きしました。良き伝統として末永く引き継いでいってもらいたいと思います。

 ところで、神楽奉納祭を鑑賞して強く感じたことがあります。
 わが町にはまだまだ同様な歴史や文化、史跡、工芸などが数多くあるのではないでしょうか。熊野神社のささら獅子舞や各地区に残るお囃子などもそうです。
 このような歴史や文化、史跡、自然などを観光資源として活用するという視点から何故、町のブランドとして認定しないのでしょうか。残念ながらわが町のブランド認定要項では、「ブランド」とは、野木町内の特産品を対象としたものとなっています。

 平成26年9月定例議会の一般質問において質問したように、同様なブランド戦略を認定している他市、例えば小山市、日光市等においては、地域資源全般を対象としたブランド化と位置づけ、他市との差別化に取り組んでおり、効果的な観光振興策につなげています。
 その時の町長の回答は「ご指摘の点を参考に検討する」ということでありました。その時にも指摘しましたが、観光施策との関連で非常な大きなポイントを持ってくると思いますので、是非取り組みを加速することを声を大きくして指摘しておきます。