町議会選挙に期待すること!(その2)

  すでにご存じのように4月12日日曜日に栃木県議会議員選挙が行われました。新聞やテレビなどで取り上げられましたが、わが県における県議選の投票率は44.14%と、全国平均45.05%を0.91ポイント下回りました。残念ながら今回の投票率は前回の46.27%を下回り、戦後最低の投票率を更新する結果となりました。またわが町の投票率は48.01%であり、前回の52.61%より4.60ポイント下回りました。


 低投票率の要因としては、政務活動費の使途に関して地方議会への不信感が高まっており、「投票しても仕方がない」というあきらめの思いの広がりや、争点があいまいだったことなどが挙げられています。

 ところで、野木町議会選挙の投票率について見てみますと、県議会選挙と同様に実施される度に低下している傾向にあります。2年8か月前に行われた補欠選挙は町長選挙と同日であったこともあり、投票率は53.50%と、4年前の49.77%より3.73ポイント上回りましたが、この傾向は一時的なものであって、4年前選挙まで連続して前回選挙を下回っています。
 
   :-) ここで一息

白いカタクリの花

白いカタクリの花  三毳山

 この26日に、統一地方選挙の後半戦となりますが、わが町の町議会選挙が控えています。今回の選挙は地方創生戦略を推進する上でわが町にとって重要な選挙になると思われます。
 このような位置づけの選挙にあって、投票率が50%を切る低投票率となるようでは、今後の町の方向性にとって極めて重大な問題であると懸念されます。投票率の低下により町議会が一部の人、一部の世代の代表となりかねません。これでは、真の野木町創生の実現は難しいでしょう。

 わが町においては、自治会への未加入者が増加するなど、地域への関心が弱くなっている傾向が見受けられます。と同時に地方政治に対する無関心層が増加しているように感じ取れます。

 先にも述べましたが、野木町創生戦略を策定し推進するためには行政の役割も大きいですが、二元代表制の下にあって議会の果たすべき役割はますます重要になります。この議会を構成する議員を選出するのが今回の選挙になりますので、是非一人でも多くの町民の皆さまには投票所に出向いて一票を行使してもらいたいと望むものです。

 自分にとっての理想的な町や期待に値する議会の実現を果たせるかは、ひとえに皆さまの政治参加に懸っています。 
 是非、投票所へ! 貴重な1票の行使を!