６月２１日日曜日、早朝６時から役場駐車場において野木町消防団による平成２７年度夏季点検が実施されました。
来賓として招待されましたので臨席させていただきました。
夏季点検の次第は、消防団員集合、団旗入場、点検者宣言並びに人員報告、人員並びに服装点検、機械器具点検、講評並びに訓示、団長挨拶並びに挨拶、団旗退場などです。
野木町消防団の団員数は定員１４０名（内女性６名）であり、現在員は１３９名（内女性５名）となっており、当日は全員が集合しました。
また、消防団は、本部分団、第１分団、第２分団、第３分団、第４分団、第６分団の６分団で構成され、各分団は２１分団員となっています。
団旗整列
点検開始
点検整列
野木町には小山消防署の分署が所在するのだから昔のように町消防団は必要ないのではないかとの意見も聞かれますが、町民の皆さまもご存じのように東北沖大震災時に住民の安否確認や救出の初動活動において大いに力を発揮したのは、地元の消防団や地域自治会などであったことはテレビや新聞報道で目にしたことと想います。
消防団の役割は、これまでの消防活動に加え地震、竜巻、大雨災害などの発生時における災害活動や防災活動と広範囲に及んでいます。
幸いに我が野木町は近年大きな災害に遭うこともなく、その点では安全・安心な町ですが、今後いつなんとき世界的な温暖化の傾向が進む中で集中豪雨などの天災に襲われるかしれません。
その時のために、各家庭での備えは無論ですが、地域社会としての備えも整えておくことが必要です。
その意味から町消防団の存在は価値があると言えるのではないでしょうか。
ただし、残念ながら最近の傾向として入団する団員を求めることが難しくなっているとお聞きします。
是非、安全・安心な町づくりにご協力ください。
振ってご応募ください！