野木町・栃木市合同水防演習を参観!

  平成28年度野木町・栃木市合同水防演習が6月26日(日)に野木町大字友沼 下影地先思川堤防におい
て実施され、来賓として招待されましたので参加させていただきました。
幸いにも当日は梅雨の合間の好天に恵まれ絶好の演習日和となりました。
午前9時に集合し、午前9時30分に開会の辞が行われ演習は開始となりました。
演習参加者は、来賓65名を除くと195名の野木町及び栃木市消防等関係者です。
 この水防演習は、一年交代で野木町と栃木市が交互に演習本部を担当し、今年は、野木町が演習本部を務める
ことになりました。
その関係で演習本部長は野木町長が務めました。
開会後まず初めに、演習本部長挨拶並びに訓示が行われ、演習実施上の注意が小山市消防署野木分署長からあ
り、演習に入りました。

水防団員精励

水防団員精励

水防団員整列

水防団員整列

 

 







水防演習には、次の演習項目があります。

 第1班 竹とげ杭こしらえ 第2班 土のう作り

竹とげ杭こしらえ

竹とげ杭こしらえ

土のう作り

土のう作り

 

 

 

 



第3班 木流し、竹流し  第4班 表シート張り

木流し、竹流し

木流し、竹流し

表シート張り

表シート張り

 

 

 

 

 


      第5班 積土のう        第6班 折り返し

積土のう

積土のう

折り返し

折り返し

 

 

 

 

 

 


第7班 五徳縫い   第8班 月の輪

五徳縫い

五徳縫い

月の輪

月の輪

 

 

 

 

 

 

最後の演習として栃木県消防防災航空隊の防災ヘリによる救助実演が行われました。

降下実演

降下実演

降下実演(降下)

救助実演(吊上げ)

救助実演(吊上げ)

 

 

 

 

 


終わりに当たって栃木市消防本部消防長より講評があり、その後祝辞(栃木県知事、消防協会下都賀支部長)が
あって、最後に 水防団長(野木町消防団長)挨拶があり、解散しました。

(追伸)
 昨年9月に発生した大雨災害に際しては、野木町、栃木市の両消防団とも大変に活躍していただきました。
この場を借りて、重ねて町民、市民を代表しましてお礼を申し上げます。 
50年に一度の大雨と言われましたが、最近の世界的な天候不順を考えあわせると今年も同様な災害が来ても
おかしくないように想われます。
1時間に50mmという従来の想定雨量を超える1時間に80~100mmという集中的な降雨量がいつあって
も不思議ではないと考えるほうが妥当ではないでしょうか。
正直言ってわが町では、川西地区の住民と町中心部の住民との防災に対する意識に大きな差があったのは事実で
しょう。
川西地区の皆さまは常に備えあれば憂いなしの心づもりで水害等の災害に対峙してきています。
下生井、白鳥地区を抱える小山市や巴波川流域の旧藤岡町を抱える栃木市に比べ、わが町執行部の水害に対する
意識は従来から弱かったように感じられます。
このことは、我われ議員にとっても言えることでしょう。
起きてからの災害対策でなく予防としての災害対策を早めに措置していくことが求められます。
雷雨時に冠水する場所は特定できていると想われますので、すぐにでも対応可能なはずです。
必要な予算措置に対する町民の皆さまのご理解を切にお願いします。