初の野木町全町避難訓練を実施!

 平成29年1月29日日曜日に、野木町初の全町避難訓練が実施されました。
今回の避難訓練は、野木町直下型地震、地震規模マグニチュード6.9、震度6強という想定で行われまし
た。

 午前8時20分、役場本館2階大会議室に災害対策本部が設置されました。
直ちに各区長・自主防災組織の長、民生委員、消防団幹部、野木分署、野木交番等の関係機関へ「災害対策
本部」設置の情報連絡が伝達されました。

 その後、午前8時40分、「避難勧告」が発令され、その旨が防災行政無線、登録制メール「防災たより
」、町HP,広報車、消防車等で周知されました。
この避難勧告発令を受け、訓練参加の町民は各区長及び自主防災組織の長の指示に従い、予め指定されてい
る避難所に移動しました。

避難場所は、各区ごとに友沼区—友沼小学校、丸林東区・丸林西区—役場体育センター、松原区—野木第二
中学校、野木区・野渡区—野木小学校、南赤塚区・中谷区—南赤塚小学校、佐川野区・川田区—佐川野小学
校、新橋区—新橋小学校、潤島区・若林区—野木中学校が指定されています。

 議会としては、執行部と調整の上、執行部の災害対策本部と競合しないよう配慮した対応を採りました。
具体的には、常任委員長が災害対策本部設置の情報連絡を受け、各連絡系統により各議員へ情報伝達し、
議会事務室の議員控室へ集合しました。
午前8時35分には全員が集合していました(車の利用を前提としたことによる。)。
集合後に、各議員が詰める避難所の指定が議長からあり、指定された避難所へ駆けつけました。
私は友沼小学校へ配置されました。

 午前9時頃に友沼小学校に到着しましたが、既に多くの町民が避難していました。
避難場所においては、執行部の責任者の指示に従うこととなり、受付(避難者カードの記入)と軽食等の配
布を担当しました。

入口掲示

入口掲示

説明状況

説明状況

 

 

 

 



避難場所には、備蓄品・設備品等が展示されていました。

災害用備品展示

災害用備品展示

非常用公衆電話等

非常用公衆電話等

災害用仮設トイレ

災害用仮設トイレ

段ボール製ベット

段ボール製ベット

簡易個室

簡易個室

 

 

 

 

 

 

避難所では、炊き出し訓練として豚汁が用意され、振舞われました。
当場所の避難者は、おおよそ250名程度と推測されます。

 午前10時40分に訓練終了が宣言され解散となりましたので、議会事務室議員控室に戻ることとしました。
徒歩で戻ったこともあり、帰着は午前11時になりましたが、その時点では、他の議員は全員戻っていました。
避難場所によって早めに訓練を終了したようです。

議会としての簡単な反省を行いました。
提出された意見等(避難場所で聞かれた声が主)は次のようなものです。
・防災行政無線の放送が聴き難い
・犬連れの避難者を収容する場所が確保されていない
・責任者との間で議員の役割が意識合わせされていない
・自治会未加入者への対応が未整備で不安である
・配置された職員自身の役割が明確に認識されていない

議会としての意見等を取り纏めたうえで議長が執行部へ提起することになりました。